なんでオールドレンズ使うのか
FUJIFILM X-T3
HELIOS-44M-4 2/58
フィルムシミュレーション:エテルナ
ホワイトバランス:電球
ISO400・f2・1/1000
オールドレンズはクセがあって、そこが好きと思っています。
クセというのは、フレアやゴースト、周辺減光、収差(歪みや流れ)、パープルフリンジなどいろいろありますが、それはクセではなく欠点でしょ、と言う人もいます。
(もちろん、オールドレンズじゃなくても撮影条件によって現れます)
SONY α7RⅡを使ってオールドレンズを楽しんでいた頃、
「いいカメラなのに、なぜあえて欠点のあるレンズ(オールドレンズ)を使うの?」
「インスタグラムで流行っているから使ってるんでしょ」
なんて言われたこともあります。
私の答えはこう。
「自分の撮りたい写真が撮れるレンズが、オールドレンズだっただけ」
ホワホワっと滲んだような、彩度が低くて周辺減光したり、フレアやゴーストが入るようなそんな写真を撮れるのがオールドレンズだった、ただそれだけ。
彩度高めのトイカメラで撮った写真みたいに写せるのがオールドレンズであった、ただそれだけ。
写真を本格的に始めた時から、撮りたい写真は決まっていたのです。
好きな写真が撮れるレンズを探して厳選していったら、オールドレンズばっかりになっちゃったって言うだけなんだよなぁ。
つむ。
加工、調整なしで透明感ある写真を撮ってみよう
FUJIFILM X-T3
HELIOS-44M-4 2/58
フィルムシミュレーション:エテルナ
ホワイトバランス:電球
ISO400・f2・1/500
最近、透明感ある写真にはまっています、どうも。
今まではエテルナで撮影し、
・露出を上げる
・青味(色温度を下げめに)を足す
・彩度を下げる
という調整をして(場合によってはフィルターを使うことも)
自分の求める透明感を出していたのですが、今回は一切調整せずの撮って出しです。
<今回の撮影条件>
・お天気のいい日の夕方(基本的に逆光を意識)
・色褪せ感を出すためにオールドレンズを使用
・さらなる色褪せ感を狙い、フィルムシミュレーションはエテルナ
・青味を出すためにホワイトバランスは電球
・白とびしすぎないくらいのISO、絞り、SSをマニュアルで都度設定
結果としてはなかなか良い感じかと!
透明感、出てる気がませんか?
眩しすぎてうまくピントが合わせられていない気もしますが…
まだまだ試行錯誤が必要ですが、ちょっとずついい設定を見つけていければと思います。
つむ。